20世紀日本人名事典 「野間左衛」の解説 野間 左衛ノマ サエ 明治〜昭和期の出版人 元・講談社社長。 生年明治16(1883)年9月16日 没年昭和30(1955)年8月1日 出生地徳島県徳島通町(現・徳島市) 旧姓(旧名)服部 学歴〔年〕徳島師範〔明治34年〕卒 経歴小学校訓導となる。明治40年、当時沖縄県視学であった野間清治と結婚。42年夫をたすけ、大日本雄弁会(44年講談社に改称)を創業。以来、講談社の発展に尽した。昭和13年夫と2代目社長恒の相つぐ死去により、3代目社長に就任。同時に株式会社に改組し、初代の遺志をつぎ、(財)野間奉行会を設立、野間賞を制定する。戦後20年に養嗣子・省一に社長を譲った。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野間左衛」の解説 野間左衛 のま-さえ 1883-1955 明治-昭和時代前期の出版経営者。明治16年9月16日生まれ。生地徳島県で小学校の教員となり,明治40年野間清治と結婚。42年大日本雄弁会(現講談社)を創立した夫をたすけ,「創業の母」とよばれた。昭和13年夫,つづいて2代社長長男恒(ひさし)の急逝により3代社長となる。16年野間賞を創設。20年養子省一に4代社長をゆずった。昭和30年8月1日死去。71歳。徳島師範卒。旧姓は服部。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by