量徳寺(読み)りようとくじ

日本歴史地名大系 「量徳寺」の解説

量徳寺
りようとくじ

[現在地名]小樽市入船一丁目

真宗大谷派。浄水山と号する。本尊阿弥陀如来。一八五四年(安政元年)能登国の授教が現有幌ありほろ町付近に結んだ草庵を前身とするという(小樽市史)。五五年京都東本願寺の本山掛所に昇格したとされ、五九年寺社奉行の許可を得て「岩内本願寺掛所兼帯所小樽内本願寺掛所量徳寺」を公称した。一八六〇年(万延元年)以降は智恵光ちえこう(現岩内町)の兼帯を脱し、「ヲタルナイ本願寺掛所量徳寺」として独立(北海道開教史の研究)。六六年(慶応二年)四月の火災で堂宇を失ったが、六八年(明治元年)二月に再建

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む