金光坊(読み)こんこうぼう

日本歴史地名大系 「金光坊」の解説

金光坊
こんこうぼう

[現在地名]勝央町植月中

天台宗。本尊馬頭観音。現在は無住で植月東うえつきひがしの同宗慈円じえん寺の管理。「東作誌」に長尾山とみえ、植月東村観音寺の奥院といわれていたが、安永四年(一七七五)同寺住職の誠心院泰禅が隠居し、翌年開山。このとき田邑たのむら(現津山市)大庄屋土居氏が土木に尽力し、その子霊応は泰禅の弟子となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android