日本歴史地名大系 「金劔神社」の解説 金劔神社きんつるぎじんじや 福井県:福井市旧坂井郡地区江上村金劔神社[現在地名]福井市江上町江上(えがみ)の西方、丹生(にう)山地北東麓に鎮座する。祭神は級長津彦命。旧村社。「足羽社記略」は「延喜式」神名帳の坂井(さかい)郡「意加美(オカミ)神社」に比定するが、明らかでない。「越前国名勝志」には「金劔大明神、本地倶利伽羅不動、此辺村々ノ氏神ナリ」とある。江戸時代には天菅生(あますごう)・劔大谷(つるぎおおたに)・江上・仙(せん)・御所垣内(ごしよがいち)・島山梨子(しまやまなし)六ヵ村の郷社というが、享和三年(一八〇三)伊能忠敬が越前を測量した時の日記には二一村の惣社とあるという(川西町史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by