金城鉄壁(読み)キンジョウテッペキ

デジタル大辞泉 「金城鉄壁」の意味・読み・例文・類語

きんじょう‐てっぺき〔キンジヤウ‐〕【金城鉄壁】

《金の城と鉄の城壁の意》防備の非常に堅固な城壁。守りが非常に固いこと、まったくすきがないことのたとえ。「金城鉄壁の内野守備」
[類語]堅い揺るぎない強固堅固けんご牢固ろうこ磐石ばんじゃく

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精選版 日本国語大辞典 「金城鉄壁」の意味・読み・例文・類語

きんじょう‐てっぺきキンジャウ‥【金城鉄壁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 金で造った城と鉄の城壁の意 ) 防備の非常に堅固な城壁。簡単に攻めおとせない城。転じて、非常に堅固な物事のたとえ。金山鉄壁銀山鉄壁
    1. [初出の実例]「金城鉄壁四百余か所にかきならべ」(出典:浄瑠璃・栬狩剣本地(1714)剣の本地)
    2. [その他の文献]〔徐積‐和倪敦復詩〕

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四字熟語を知る辞典 「金城鉄壁」の解説

金城鉄壁

防備の非常に堅固な城壁。簡単に攻めおとせない城。転じて、非常に堅固な物事のたとえ。

[使用例] 金城鉄壁の要塞よりも更に強力な[永井荷風あめりか物語|1908]

[解説] 金で造った城と鉄の城壁という意味

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