金声玉振(読み)キンセイギョクシン

デジタル大辞泉 「金声玉振」の意味・読み・例文・類語

きんせい‐ぎょくしん【金声玉振】

《古代中国で、音楽を合奏するとき、初め鐘を鳴らし、終わりにけいを打って一区切りとした故事から》知徳が備わって、大成するたとえ。特に、孔子の大成した人格をいう語。

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精選版 日本国語大辞典 「金声玉振」の意味・読み・例文・類語

きんせい‐ぎょくしん【金声玉振】

  1. 〘 名詞 〙 ( 昔、中国で音楽を奏する時、初め鐘をならし、終わりに玉石で作った磬(けい)を打って楽を終えたところから ) 知徳を兼ね備え大成するたとえ。特に孔子が完成された人格であることを賛美する語。
    1. [初出の実例]「殿下開口吐舌。金声玉振」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. [その他の文献]〔孟子‐万章・下〕

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四字熟語を知る辞典 「金声玉振」の解説

金声玉振

知徳を兼ね備え大成するたとえ。特に孔子が完成された人格であることを賛美する語。

[解説] 昔、中国で音楽を奏する時、初め鐘をならし、終わりに玉石で作ったけいを打って楽を終えたことによります。

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