金蘭の交わり(読み)キンランノマジワリ

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精選版 日本国語大辞典 「金蘭の交わり」の意味・読み・例文・類語

きんらん【金蘭】 の=交(まじ)わり[=交誼(こうぎ)

  1. きんらん(金蘭)の契り
    1. [初出の実例]「此時学校にミストル・ロビソンなる者あり。殊にワットと金蘭の交誼を結び、ワットも亦この人に学て益を得ること多し」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)

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故事成語を知る辞典 「金蘭の交わり」の解説

金蘭の交わり

強くて気高い友情のたとえ。

[使用例] この時学校にミストル・ロビソンなる者あり。殊にワット金蘭交誼を結び、ワットもまたこの人にまなんで益を得ること多し[福沢諭吉西洋事情|1866~70]

[由来] 「易経けい・上」の一節から。二人が心を一つにすれば、「は金をも断ち(その友情の強さは金属を断ち切るほどであり)」、そんな二人が交わすことばは、「其の臭は蘭のごとし(蘭の香りのようにかぐわしい)」とあります。

〔異形〕金蘭のちぎり/だんきんの交わり。

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