金輪王(読み)コンリンオウ

デジタル大辞泉 「金輪王」の意味・読み・例文・類語

こんりん‐おう〔‐ワウ〕【金輪王】

転輪王の一。金の輪宝を感得し、須弥山しゅみせん四州を統治する王。金輪聖王。こんりんのう。

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精選版 日本国語大辞典 「金輪王」の意味・読み・例文・類語

こんりん‐おう‥ワウ【金輪王】

  1. 仏語転輪聖王一つ。金の輪宝をもって須彌山(しゅみせん)の四州を統治する帝王。金輪聖帝。金輪聖王。金輪。こんりんのう。
    1. [初出の実例]「四手なるは金輪王となりて四天下に王とあらむ」(出典:観智院本三宝絵(984)下)

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