金閨(読み)きんけい

精選版 日本国語大辞典 「金閨」の意味・読み・例文・類語

きん‐けい【金閨】

  1. 〘 名詞 〙 黄金色に飾り立てた寝室。華美をつくしたねや。
    1. [初出の実例]「金閨夜永、卓文君之夢驚霜」(出典:詩序集(1133頃)月明妓女家詩序〈菅原在業〉)
    2. 「惜哉中品以下の情を親しくすといへども、いまだ高楼金閨(キンケイ)の趣に疎し」(出典:談義本・つれづれ睟か川(1783)序)
    3. [その他の文献]〔王昌齢‐従軍行七首・其一〕

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普及版 字通 「金閨」の読み・字形・画数・意味

【金閨】きんけい

漢の金馬門別名。また、婦人の美しい室。梁・江淹〔別れの賦〕金閨の臺の群、賦に凌雲のり、辯に雕の聲り。

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