金風(読み)キンプウ

精選版 日本国語大辞典 「金風」の意味・読み・例文・類語

きん‐ぷう【金風】

  1. 〘 名詞 〙 ( 金は五行説で秋や西にあたるところから ) 秋の風。秋風。商風西風。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「玉燭調秋序。金風扇月幃」(出典懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈刀利宣令〉)
    2. 「やがて月雲外にはなれ出て、金風銀波、千体仏のひかりに映ず」(出典:俳諧・芭蕉庵小文庫(1696)堅田十六夜之弁)
    3. [その他の文献]〔李商隠‐七夕詩〕

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普及版 字通 「金風」の読み・字形・画数・意味

【金風】きんぷう

秋風。金は五行説で秋にあたる。唐・戎湘江に宿す〕詩 金風浦上、を吹く 一夜として、客舟に滿つ

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