針筋(読み)はりすじ

精選版 日本国語大辞典 「針筋」の意味・読み・例文・類語

はり‐すじ‥すぢ【針筋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 針で縫う筋目。針で縫った跡。ぬいめ。はりめ。
    1. [初出の実例]「針筋(ハリスヂ)を揃て、薄絹蚊屋を縫けるに」(出典浮世草子西鶴織留(1694)一)
  3. 磁針のさす方向のこと。転じて、船方では、磁針によりきめる船の進行方向をいう。
    1. [初出の実例]「灘洋をわたる時は〈略〉潮候、海上の様子、針筋(ハリスシ)等委しく聞合せ」(出典:廻船安乗録(1810)舩中心得二十二ケ条の事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む