釣行灯(読み)ツリアンドン

デジタル大辞泉 「釣行灯」の意味・読み・例文・類語

つり‐あんどん【釣(り)行灯/×吊り行灯】

商家店先などにつり下げた行灯。竹で大きく輪形をつくり、すげ笠のように縦に骨を組んで紙を張ったもの。つりあんどう。

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精選版 日本国語大辞典 「釣行灯」の意味・読み・例文・類語

つり‐あんどん【釣行灯】

  1. 〘 名詞 〙 商家の店内入口、また台所などに天井や梁(はり)からつり下げた行灯。竹で大きく輪を作り、菅笠のように縦に骨を組んで紙を張る。八間(はちけん)八方
    1. [初出の実例]「釣行燈(ツリアンドウ)の光をわざとしめして」(出典浮世草子好色一代男(1682)七)

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