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鈴木澄子 すずき すみこ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

鈴木澄子 すずき-すみこ

1904-1985 大正-昭和時代の女優。
明治37年10月26日生まれ。トーマス栗原にみいだされ,大正10年映画界にはいる。おもに時代劇に出演。昭和12年「佐賀怪猫伝」がヒットしてからはおおくの怪談映画に主演,「化け猫女優」とよばれた。17年鈴木澄子一座を結成し,各地を巡演。昭和60年1月18日死去。80歳。東京出身。

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世界大百科事典内の鈴木澄子の言及

【東海道四谷怪談】より

…さらに12年には,日本最初の映画監督と映画スターである牧野省三・尾上松之助の《四つ谷怪談》が日活でつくられ,以後,〈四谷怪談〉映画は続出する。著名なものは五月信子主演《四谷怪談》(1925)や鈴木澄子主演《いろは仮名・四谷怪談》(1927)で,〈怪談女優〉〈化け猫女優〉の異名をとった鈴木澄子は4度もお岩役を演じ,その4作目である木藤茂監督の新興キネマ作品《いろは仮名・四谷怪談》(1937)は,〈四谷怪談〉映画のトーキー第1作となった。第2次世界大戦後,それまでの一種きわものめく作品のあり方から脱して,まず松竹作品《四谷怪談》二部作(1949)が木下恵介の監督,上原謙の民谷伊右衛門,田中絹代のお岩役で近代的解釈のもとにつくられ,やがて中川信夫監督の新東宝作品《東海道四谷怪談》(1959)が,きわもの性と現代性とを独自の映画的な美のうちにとかし込んだ傑作として登場した。…

【化猫映画】より

…日本固有の怪談映画の一種で,〈狸もの〉〈狐もの〉などと同様に古くから〈ゲテモノ〉としてつくられてきたが(日本映画史をつづった本には〈低俗観客層に愛好された〉などと記されている),昭和10年代の初めに日本映画きっての〈妖婦女優〉として知られた鈴木澄子(1904‐85)がこの種の怪談映画のヒロインを次々に演じて(《佐賀怪猫伝》《有馬猫》(ともに1937),《怪猫五十三次》《怪談謎の三味線》(ともに1938),《山吹猫》(1940),等々),〈化猫女優〉の異名を取って以来,怪談映画のなかでも特殊なジャンルとして日本映画史の底流の一部を形成することになった。すなわち,ゲテモノ,低俗娯楽映画といわれながらも確実な興行価値をもつジャンルとして量産され,とくに戦前の新興キネマで鈴木澄子の〈化猫映画〉をヒットさせたプロデューサーの永田雅一は,戦後も大映(1947年より永田が社長に就任)で,戦前の〈お嬢さんスター〉で売れなくなっていた入江たか子を〈化猫女優〉に仕立てて成功した。…

※「鈴木澄子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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