精選版 日本国語大辞典 「鉄腸」の意味・読み・例文・類語 てっ‐ちょう‥チャウ【鉄腸】 〘 名詞 〙 ( 「鉄のはらわた」の意から ) 非常に堅固な心。容易に動揺しない強い心。鉄心(てっしん)。[初出の実例]「蒼髯好足配二青女一 歳已雖レ寒猶鉄腸」(出典:再昌草‐享祿二年(1529)一〇月二〇日)「窈窕としてたをやかに、〈略〉いかなる鉄腸金心のをのこも、忽ちこころ恍惚となるべく」(出典:滑稽本・玉櫛笥(1826))[その他の文献]〔皮日休‐桃花賦序〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「鉄腸」の読み・字形・画数・意味 【鉄腸】てつちよう(ちやう) 堅固な意志。〔旧唐書、玄宗紀論〕天寶より已(このかた)、小人の長ず。~(いやし)くも鐵腸石心に非ざれば、安(いづく)んぞ惑はざるを得ん。字通「鉄」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報