鉱工業指数(読み)コウコウギョウシスウ

デジタル大辞泉 「鉱工業指数」の意味・読み・例文・類語

こうこうぎょう‐しすう〔クワウコウゲフ‐〕【鉱工業指数】

国内の鉱業・製造業の生産・出荷・在庫の動向や生産能力・設備稼働率などを体系的に示す指標経済産業省が、生産動態統計調査工業統計調査などの結果をもとに、毎月作成・公表する。国の基幹統計の一つ。景気動向の把握政府経済見通しの作成、国際機関による各国の生産動向の比較等に利用される。生産指数(付加価値額ウエート)・生産指数(生産額ウエート)・生産者出荷指数生産者製品在庫指数生産者製品在庫率指数稼働率指数生産能力指数製造工業生産予測指数の8種類があり、このうち生産指数(生産額ウエート)と製造工業生産予測指数を除く6系列が基幹統計に指定されている。生産・出荷・在庫・在庫率指数は昭和5年(1930)、生産能力・稼働率指数は昭和25年(1950)、生産予測指数は昭和46年(1971)に開始。IIP(Indices of Industrial Production)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android