銀宝(読み)ギンポ

デジタル大辞泉 「銀宝」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐ぽ【銀宝】

ニシキギンポ科の海水魚沿岸にすみ、全長約20センチ。体は細長く、側扁し、頭は小さい。背びれがえらあなの上方から尾びれの付け根まで連なる。東京地方では春にとれるものをてんぷらにする。うみどじょう。ぎんぽう。 春》

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精選版 日本国語大辞典 「銀宝」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐ぽ【銀宝】

  1. 〘 名詞 〙 ニシキギンポ科の海産魚。全長三〇センチメートルに達する。体は側扁し、細長い。体色は淡褐色で、褐色の不規則な斑紋がある。頭は小さく、背びれ、尻びれともに尾びれに連なる。春季、特に美味。日本近海に分布し、沿岸の岩礁域や砂泥底にすむ。うみどじょう。かみそりうお。ぎんぽう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「ぎんぽはござりませぬが、あなごぢゃあいけませぬか」(出典:歌舞伎・三題噺高座新作(髪結藤次)(1863)二幕)

ぎん‐ぽう【銀宝】

  1. 〘 名詞 〙ぎんぽ(銀宝)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「銀宝」の解説

銀宝 (ギンポ)

学名Enedrias nebulosus
動物。ニシキギンポ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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