銀屋(読み)しろがねや

精選版 日本国語大辞典 「銀屋」の意味・読み・例文・類語

しろがね‐や【銀屋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「しろかねや」 )
  2. 銀細工を業とする家。また、その人。
    1. [初出の実例]「衛府太刀つはつめさせ候。しろかねやへふなのすしのあらまき一遣之」(出典:山科家礼記‐延徳四年(1492)正月六日)
  3. 中世末から近世初期にかけて銀貨鋳造、吹替、称量(しょうりょう)両替などを業とした者。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「銀屋」の読み・字形・画数・意味

【銀屋】ぎんおく(をく)

銀の家。大波形容。唐・李白〔司馬将軍歌〕詩 兵を揚げ戰ひをはしめて、虎旗を張る 江中白浪、銀屋の如し

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