銅ウラン石(読み)どうウランせき(その他表記)torbernite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「銅ウラン石」の意味・わかりやすい解説

銅ウラン石
どうウランせき
torbernite

リン銅ウラン石ともいう。 Cu(UO2)2(PO4)2nH2O 。ウランを含む鉱物一族で,銅の代りにバリウムマグネシウムカルシウムなどを含むことがある。正方晶系,硬度2~2.5,比重 3.22。ガラスないし真珠光沢をもち,緑色ペグマタイト,鉱床酸化帯に産するウラン2次鉱物の一つ

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android