鋸鍬形(読み)ノコギリクワガタ

デジタル大辞泉 「鋸鍬形」の意味・読み・例文・類語

のこぎり‐くわがた〔‐くはがた〕【××鍬形】

クワガタムシ科の甲虫体長は雄で約3~7センチ。体は黒褐色または赤褐色で、成長した雄のあご角状に長く伸び、内側鋸歯きょしをもつ。北海道から九州にかけて、また朝鮮半島などに分布

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精選版 日本国語大辞典 「鋸鍬形」の意味・読み・例文・類語

のこぎり‐くわがた‥くはがた【鋸鍬形】

  1. 〘 名詞 〙 クワガタムシ科の甲虫。体長三~四センチメートル。体は黒褐色ないし赤褐色で、雄の一対の大あごは角状に長く伸びる。大あごの形は体長に従って変わり、大形個体のものは下方に曲がり、前方内側に長短約五個の歯状突起がある。幼虫朽木を食べ、成虫はカシ・ナラ・クリなどの樹液を吸う。各地で普通にみられる。〔日本昆虫学(1898)〕

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