(読み)シ

デジタル大辞泉 「錙」の意味・読み・例文・類語

し【×錙】

古代中国の重さの単位六銖ろくしゅの重さ。一説に6両、または8両とも。→錙銖ししゅ

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精選版 日本国語大辞典 「錙」の意味・読み・例文・類語

し【錙】

  1. 〘 名詞 〙 古代中国での重さの単位。六銖または八銖、六両または八両をいう。→錙銖(ししゅ)
    1. [初出の実例]「古の量目に〈略〉錙(し)と云あり」(出典制度通(1724)一〇)
    2. [その他の文献]〔説文解字‐巻一四上・金部〕

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普及版 字通 「錙」の読み・字形・画数・意味


16画

[字音]
[字訓] わずか

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(し)。に軽少の意があり、輜は軽車重量の小さな単位を錙という。〔説文十四上に「六銖なり」とあり、微小のものを錙介という。

[訓義]
1. わずか、軽少。
2. 六銖、また八銖。また六両、八両ともいう。
3. と通用し、さかん。

[古辞書の訓]
立〕錙 ハカリフグリ

[熟語]
錙介錙銖錙錘

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