錦木科(読み)にしきぎか

精選版 日本国語大辞典 「錦木科」の意味・読み・例文・類語

にしきぎ‐か‥クヮ【錦木科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。約五五属八五〇余種があり、熱帯および温帯分布。高木または低木で、葉は対生または互生托葉があり、しばしば革質になる。花は小さく、両性放射相称集散花序になって咲く。萼は三~五枚、多少、基部で合生する。花弁は三~五枚で瓦状に重なり合う。通常、よく発達した花床があり、雄しべは花弁と互生して三~五個ある。子房は上位で、通常二~五個の心皮が合生して多室を作り、各室に二個の胚珠ができるが子房は花床にうもれることもある。果実は蒴果、翼果、石果または液果で種子には通常きれいな種皮がある。日本にはマユミ・ニシキギ・マサキなどの自生種が見られる。まゆみ科。〔生物学語彙(1884)〕

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