錦海老(読み)にしきえび

精選版 日本国語大辞典 「錦海老」の意味・読み・例文・類語

にしき‐えび【錦海老】

〘名〙 イセエビ科のエビ。三重県以南の熱帯海域の岩礁にすむ。体長は五五センチメートルに達し、イセエビ類では最大種。触角を伸ばすと一四五センチメートルに達するものもある。外見はイセエビに似るが、暗緑色の地に黄褐色模様がある。肉は食用甲殻飾り物になる。〔四季献立集(1836)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「錦海老」の意味・読み・例文・類語

にしき‐えび【錦海老】

イセエビ科の甲殻類浅海にすみ、イセエビに似るが大きく、体長約50センチ。体色褐色白斑があり、脚は白に紫褐色の横縞がある。三重県以南に分布。食用。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「錦海老」の解説

錦海老 (ニシキエビ)

学名Panulirus ornatus
動物。イセエビ科のエビ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android