錦遍羅(読み)ニシキベラ

デジタル大辞泉 「錦遍羅」の意味・読み・例文・類語

にしき‐べら【錦遍羅】

ベラ科海水魚全長約20センチ、背は緑色に紅褐色の斑紋があり、腹は藍色紅色縦帯1本ある。本州中部から沖縄にかけて分布。あおべら。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「錦遍羅」の意味・読み・例文・類語

にしき‐べら【錦遍羅】

  1. 〘 名詞 〙 スズキ目ベラ科の海産魚。体長二〇センチメートルに達し、体は細長く側扁する。体色が美しく、背は緑色の地に赤色の斑紋があり、腹は藍の地に紅色の一縦帯があり、背びれの基部に幅広い黒色の横帯がある。茨城県と島根県以南、台湾までの沿岸に分布し、海藻の繁茂した磯の岩礁の間に多い。にしきうお。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android