鎮衛(読み)ちんえ

精選版 日本国語大辞典 「鎮衛」の意味・読み・例文・類語

ちん‐え‥ヱ【鎮衛】

  1. 〘 名詞 〙 しずめまもること。鎮護鎮守
    1. [初出の実例]「汝が一類を四海の鎮衛(チンエ)として、天下を治めん事をこそ思召つるに」(出典太平記(14C後)一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鎮衛」の読み・字形・画数・意味

【鎮衛】ちんえい(ゑい)

しずめまもる。魏・曹植〔自ら試みられんことを求むる表〕良を(えら)び能に授け、方叔・邵虎(せうこ)(周の名臣)の臣を以て、四を鎭衞せしめ、國の爪(さうが)(勇力の臣)と爲すは、當れりと謂ふべし。

字通「鎮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android