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シズ

デジタル大辞泉の解説

しず〔しづ〕【鎮】

おもり。おもし。
「結びめ後に綷目(くけめ)のすみに鉛の―を入れ」〈浮・一代男・四〉

ちん【鎮】

重いものでおさえること。また、そのもの。おもし。
奈良・平安初期、寺務を統轄した僧職。三綱(さんごう)の上位で、大・中・少の別があった。
中国で、
北魏以降、軍団を駐屯させた軍事・経済上の要地の称。また、その軍団の称。
代以降、に属する地方の小都市の称。「武漢

ちん【鎮〔鎭〕】[漢字項目]

常用漢字] [音]チン(呉)(漢) [訓]しずめる しずまる
押さえて安定させる。しずめる。しずまる。「鎮圧鎮火鎮護鎮魂鎮座鎮静鎮痛
おもし。押さえ。「重鎮風鎮文鎮
中国で、地方の都市。「郷鎮・武漢三鎮
[名のり]おさむ・しげ・しず・しん・たね・つね・なか・まさ・まもる・やす・やすし

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

中国の末端行政単位。人民政府と、議会にあたる人民代表大会が置かれる。人民代表は住民の直接選挙で選ばれ、鎮長は同大会で選出されるが、実際には共産党委員会が絶対的な指導を行う。党書記は上位の党委員会が任命するところがほとんど。行政区画上、鎮の上部に県や県レベルの市がおかれ、鎮の歳入の多くが県や市から支出される。鎮の下には村がおかれ、自治組織として村民委員会がある。

(2006-01-19 朝日新聞 朝刊 2外報)

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大辞林 第三版の解説

しず【鎮】

おもり。重し。鎮子ちんし。 「絵草紙に-おく店や春の風/井華集」

ちん【鎮】

上に置いて押さえる物。重し。
〘仏〙 古代に法華寺などのいくつかの寺において、三綱の上にあって一寺を統轄する僧職の名称。寺鎮。
中国で、都市の意。 「武漢三-」

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世界大百科事典内のの言及

【市】より

… 商業区域としての市の制度は,唐の中ごろ以後しだいにゆるんで他の坊にも進出し,北宋になると坊制の廃止に乗じて商店は街頭にも現れ,南宋になると都市内のいたる所に見られるようになり,夜間営業の禁もおのずからすたれた(開封)。一方,南北朝時代から唐・宋時代にかけて,地方の小集落や州県城の郊外の交通の便利な場所に〈草市〉とよばれる商業地域が現れ,ときには〈鎮〉とよぶ行政単位に昇格することもあった。〈草市〉も元来は定期市であったらしいが,宋以後の市制度の崩壊後,〈定期市〉が地方都市や郷村のみならず国都でも見られるようになった。…

【市鎮】より

…中国の宋代以後,農村の市場中心地の称。鎮市ともいう。中国社会は早くから自給性を失っていたものの,地方農村部に集落が目立つようになるのは六朝以後であり,政府が県城に公認の市(いち)を設け統制することで重要な流通は支障をきたさなかったようである。…

【商業】より

… 以上のような常設の市のほかに定期市があり,市制崩壊とともに重要性を増してきた。定期市は都市のものと郷村(市鎮)のものとに大別される。都市の定期市には年市,旬市,日市の区別があり,宋都開封の相国寺の市は有名である。…

【都市】より

…こうした城郭都市の変化は,当然それを取り巻く周囲と連動している。 江南では南北朝時代から交通の要衝に草市と呼ばれる商業集落が発生していたが,唐中期から五代には,節度使はこうした場所に軍事拠点,商税徴収所を設けて鎮(ちん)と呼んだ。宋に入ると,それが国家の統轄下に置かれ,県以下の小都市として固定する。…

※「鎮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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