デジタル大辞泉 「勇力」の意味・読み・例文・類語 ゆう‐りき【勇力】 「ゆうりょく(勇力)」に同じ。「神変希代じんぺんきたいの―の男子となって」〈浄・嫗山姥〉 ゆう‐りょく【勇力】 強い力。すぐれた力。ゆうりき。「非常の―あるに非ざれば知らずして流れ」〈福沢・学問のすゝめ〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「勇力」の意味・読み・例文・類語 ゆう‐りょく【勇力】 〘 名詞 〙 ( 「りょく」は「力」の漢音 ) =ゆうりき(勇力)[初出の実例]「田村麻呂、赤面黄鬚、勇力過レ人」(出典:日本後紀‐弘仁二年(811)五月丙辰)「百戦の勇力(ユウリョク)変に応ぜしかは」(出典:太平記(14C後)八)[その他の文献]〔周礼‐夏官・司右〕 ゆう‐りき【勇力】 〘 名詞 〙 ( 「りき」は「力」の呉音 ) 強い力。いさましい力。勇猛力。また、すぐれた力。ゆうりょく。ゆりょく。[初出の実例]「神や仏のゆふりきも尽き果てて」(出典:説経節・さんせう太夫(与七郎正本)(1640頃)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例