デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鏑木渓庵」の解説 鏑木渓庵 かぶらぎ-けいあん 1819-1870 江戸時代後期の清楽(しんがく)演奏家。文政2年生まれ。鏑木雲潭の子。穎川(えがわ)連に中国清代の音楽の清楽をまなび,安政4年から江戸でおしえた。6年編著の「清風雅譜」に自作の「渓庵流水」をおさめる。楽器の製作にもすぐれた。明治3年9月25日死去。52歳。江戸出身。名は徳胤。通称は卯三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例