日本歴史地名大系 「鏡山村」の解説 鏡山村かがみやまむら 福岡県:田川郡香春町鏡山村[現在地名]香春町鏡山採銅所(さいどうしよ)村の南に位置し、南流する金辺(きべ)川沿いと、西流して同川に合流する呉(くれ)川沿いに水田が開け、村の北にある四王寺(しおうじ)ヶ峰の山麓と丘陵上に集落が散在している。金辺川沿いを秋月街道が通る。元和八年人畜改帳では高六二四石余、家数七二・人数一五三(うち百姓一〇・名子二九)、牛一六・馬一二。宝永七年(一七一〇)の村々万覚書(瓜生文書)では本高六一七石余、竈数三五・人数三八五、牛馬数七一。郷村高帳では高六八四石余、うち新田高七七石余。旧高旧領取調帳では高七〇九石余。氏神は鏡山大神社で、「豊前国風土記」逸文(万葉集註釈)の説話により、祭神として気長足姫命と仲哀天皇を祀る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by