鏡箱/鏡匣/鏡筥(読み)カガミバコ

デジタル大辞泉の解説

かがみ‐ばこ【鏡箱/鏡×匣/鏡×筥】

平安時代以後、寝殿に置いた調度の一。円形または八つ花形で脚のついた台の上にのせ、鏡・汗手拭(あせたなごい)・領巾(ひれ)などを入れた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の鏡箱/鏡匣/鏡筥の言及

【鏡台】より

…板ガラスに水銀膜をほどこした現在の鏡体の場合は,その縁枠を化粧用具を納めるための抽斗(ひきだし)を設けた台箱上の2本の架木に留金具でとりつけ,鏡と台が一体化した形式のものを文字どおり鏡台と称する。しかし鉄鏡や白銅鏡など金属鏡の時代には,鏡体は通常,唐綾の入帷(いれかたびら)に包んで鏡箱(きようばこ)に納置し,必要に応じて鏡台にかけて使用するのが建前であった。したがって鏡台は,鏡体に付随する用途を有するものであるが,一方ではそれ自体に調度的な性格も備えており,そのため形状を吟味し,さまざまな装飾をほどこした機能美豊かな意匠のものが考案された。…

※「鏡箱/鏡匣/鏡筥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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