日本歴史地名大系 「鐙谷家本邸」の解説 鐙谷家本邸あぶみやけほんてい 山形県:酒田市酒田町本町鐙谷家本邸[現在地名]酒田市中町一丁目江戸時代の本(ほん)町三丁目の北側にある船問屋遺構で、旧鐙屋として国の史跡に指定。弘化二年(一八四五)の大火後の建築であるが、古い形式を取入れて再建されている。敷地面積一八三六・五七平方メートル、建物面積六八四・〇七平方メートル。建物は近世から明治にかけての酒田の町屋の典型を示しており、屋根は石置杉皮葺屋根。店部分がのちに改造されているが、酒田の経済の変化にともなって廻船問屋から米仲買に業種をかえたことが改造の理由である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by