米仲買(読み)こめなかがい

大辞林 第三版の解説

こめなかがい【米仲買】

江戸時代の米穀を扱う仲買商。米問屋とともに各地に発達。江戸では正米取引のみが認められていたため、米問屋と他の仲買いや小売りとの斡旋を行なった。

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精選版 日本国語大辞典の解説

こめ‐なかがい ‥なかがひ【米仲買】

〘名〙 米を取り扱う仲買。近世大坂では、特定の蔵屋敷の蔵米を入札したが、それとともに正米方(蔵米を落札して受け取った米切手を売買)・帳合方(帳合米のみを売買)・積方(正米の蔵出し・輸送)の三種のうち一、二種を合わせ営んだ。
※御触帳‐天明三年(1783)一一月四日「御蔵米は米切手にて御売捌故、米仲買持に罷成、直段能候得共」

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世界大百科事典内の米仲買の言及

【堂島米市場】より

…帳合米取引は三季商内(あきない)と称し1年を3季に分けて取引されたが,その標準米は建物米とよばれ,筑前,肥後,中国,広島の4蔵米および加賀米があてられた。31年には米仲買株500枚が,翌年には米方両替(遣来(やりくり)両替ともいう)株50枚が下付され,彼らは堂島における営業独占権を保証された。米仲買株はその後増加し,計1351枚(一説に1300枚)となる。…

※「米仲買」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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