長助法親王(読み)ちょうじょほうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長助法親王」の解説

長助法親王 ちょうじょほうしんのう

1320-1361 鎌倉-南北朝時代,後伏見天皇の第6皇子。
元応2年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)の天台宗園城(おんじょう)寺の尊悟入道親王に師事。豊前(ぶぜん)守護宇都宮頼房にまねかれ,如法(にょほう)寺にはいる。のち霊仙寺にうつり,彦山座主(ざす)として世襲妻帯のはじめとなる。建武(けんむ)4=延元2年親王。園城寺長吏を3度つとめた。延文6=正平(しょうへい)16年2月8日死去。42歳。法名は別に助有。俗名は安仁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android