長山孔寅(読み)ながやま こういん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長山孔寅」の解説

長山孔寅 ながやま-こういん

1765-1849 江戸時代中期-後期画家,狂歌師
明和2年生まれ。京都にでて松村月渓(げっけい)に師事し,のち大坂にすむ。人物,花鳥画を得意とし,三条茂佐彦(もさひこ)の名で狂歌もよくした。狂歌集の挿絵のほか戯作(げさく)「貪着(とんじゃく)物語」もある。嘉永(かえい)2年9月27日死去。85歳。出羽(でわ)仙北郡(秋田県)出身。字(あざな)は子亮。通称は源七。別号に紅園,五嶺,牧斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android