長新村(読み)ちようしんむら

日本歴史地名大系 「長新村」の解説

長新村
ちようしんむら

[現在地名]分水町新長しんちよう三島さんとう寺泊てらどまり町新長

北西を島崎しまざき川が北東へ流れ、西は三島郡新庄しんじよう村、北は泉新いずみしん村に接し、新庄村と村境が錯雑する。近世三島郡に属した。大正一一年(一九二二)大河津おおこうづ分水(新信濃川)完成により、村を同分水が貫流することとなった。寛永九年(一六三二)下桐しもぎり(現寺泊町)の近藤長左衛門が開発、長左衛門ちようざえもん新田と称したという。正保国絵図では高一七七石余、幕府領に属する。慶安二年(一六四九)村上藩領となり、明暦三年(一六五七)検地を受けた。


長新村
ちようしんむら

[現在地名]寺泊町新長しんちよう西蒲原にしかんばら分水ぶんすい町新長

長新村(分水町)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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