長沢亀之助（読み）ナガサワ カメノスケ

20世紀日本人名事典

長沢 亀之助
ナガサワ カメノスケ

明治・大正期の数学家

生年

万延1年11月22日(1861年)

没年

昭和2(1927)年10月16日

出身地

筑後国久留米(福岡県)

学歴〔年〕

長崎師範卒

経歴

上京し、和算の大家川北朝鄰に師事。東洋英和学校、同女学校で教え、校長も務めた。数学教育に関する多くの著訳書で知られ、明治39年雑誌「えっくす・わい」を総監、没するまで編集主幹を務めた。宮田耀之助との共訳チャールズ・スミス「代数学」は日本における数学書の横書きの先駆とされる。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

長沢亀之助 ながさわ-かめのすけ

1861^*－1927　明治-大正時代の教育者。
万延元年11月22日生まれ。東洋英和女学校の教師をつとめ校長となる。おおくの数学書や中等学校の教科書をあらわし,数学雑誌「XY(えっくすわい)」を創刊した。昭和2年10月16日死去。68歳。筑後(ちくご)(福岡県)出身。長崎師範卒。幼名は加熊,良信。号は竹弄軒,蓋竜。著作に「代数学精義」「幾何学精義」など。

出典　講談社

367日誕生日大事典

長沢 亀之助 (ながさわ かめのすけ)

生年月日:1860年11月22日
明治時代;大正時代の数学者。東洋和英女学校校長
1927年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」