長瀞町(読み)ながとろ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長瀞町」の意味・わかりやすい解説

長瀞〔町〕
ながとろ

埼玉県北西部,荒川の上流域にある町。 1940年野上町として町制を施行。 72年現町名に改称。中央部にある野上は江戸時代に2と7の日を市日とする市場町として発達シイタケを特産し,観光ブドウ園がある。南部の荒川沿岸の長瀞名勝・天然記念物に指定。重要文化財の旧新井家住宅や埼玉県立自然史博物館,長瀞総合博物館のほか,眺望のすばらしい宝登 (ほど) 山があり,町域全体が長瀞玉淀県立自然公園に属する。荒川に沿って秩父鉄道国道 140号線が通る。面積 30.43km2人口 6807(2020)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android