長知沢村(読み)ちようちさわむら

日本歴史地名大系 「長知沢村」の解説

長知沢村
ちようちさわむら

[現在地名]鰍沢町長知沢

富士川の支流小柳こやな川に沿い坂道を二〇町ばかり上った谷頭段丘地に位置する。東は鰍沢村の枝郷国見平くにみだいら、北は高下たかおり(現増穂町)の枝郷仮宿かりやどに接し、西郡路の古道で交わる。慶長古高帳に村名がみえ、高五二石余、幕府領。寛文一一年(一六七一)検地帳(県立図書館蔵)では高五二石余、うち三石四斗余は無地高、反別は畑屋敷合一六町六反余で上畑九反余・中畑二町二反余・下畑五町三反余・下々畑五町三反余・苅生畑二町余・屋敷二反余。安永六年(一七七七)の家数四六・人数二一六、馬二〇(「村明細帳」長知沢区有文書)。文化(一八〇四―一八)初年の家数四七・人数二三〇、馬一八(甲斐国志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android