長谷川喬(読み)ハセガワ タカシ

20世紀日本人名事典 「長谷川喬」の解説

長谷川 喬
ハセガワ タカシ

明治期の司法官 東京控訴院院長。



生年
嘉永5年10月15日(1852年)

没年
大正1(1912)年12月10日

出身地
越前国福井(福井県)

経歴
越前福井藩士・長谷川純一の長男に生まれる。明治初年に横浜の高島英学塾に学び、12年司法省入省。13年判事となり、14年横浜治安裁判所所長、16年神奈川重罪裁判所所長となる。18年ベルギーで開催の万国商法編纂会議に出席し、ついで英国・フランス・ドイツ・オランダの各国裁判所の実況慣習取調を命じられ、23年東京控訴院判事、25年大審院判事などを経て、36年東京控訴院院長に就任した。法律学に対する造詣が深く、数々の委員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川喬」の解説

長谷川喬 はせがわ-たかし

1852-1912 明治時代の司法官。
嘉永(かえい)5年10月15日生まれ。横浜の高島英学塾にまなび,司法省にはいる。大審院判事などをへて,明治36年東京控訴院長。大正元年12月10日死去。61歳。越前(えちぜん)(福井県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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