長谷川才次(読み)ハセガワ サイジ

20世紀日本人名事典 「長谷川才次」の解説

長谷川 才次
ハセガワ サイジ

昭和期のジャーナリスト,外交評論家 時事通信社代表;内外ニュース社社長



生年
明治36(1903)年10月1日

没年
昭和53(1978)年3月10日

出生地
青森県青森市大町

学歴〔年〕
東京帝大法学部英法科〔昭和3年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔昭和50年〕

経歴
昭和4年新聞連合社に入社、11年電通と合体した同盟通信社外信部部長、12年ロンドン支局長、17年外信部部長、20年海外局、報道局各局長などを歴任。ポツダム宣言受諾を内外に最初に発信した話は有名。敗戦によって国策通信社であった同盟通信社が解散されると、時事通信社を設立して社長に就任。46年まで務めた。47年内外ニュース社を創設して社長。この間、NHK解説委員としても活躍し、NHK放送番組審議会委員長なども務めた。著書に「世界政治の焦点」、訳書にハンキー「戦犯裁判の錯誤」、パーキンズ「アメリカの外交政策」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川才次」の解説

長谷川才次 はせがわ-さいじ

1903-1978 昭和時代経営者,外交評論家。
明治36年10月1日生まれ。同盟通信社のロンドン支局長,海外局長をつとめる。昭和20年時事通信社の初代社長となり,46年労使紛争で退陣した。翌年内外ニュース社を創立,社長。NHK解説委員。昭和53年3月10日死去。74歳。青森県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「長谷川才次」の解説

長谷川 才次 (はせがわ さいじ)

生年月日:1903年10月1日
昭和時代のジャーナリスト;外交評論家。NHK放送番組審議会委員長;内外ニュース社長
1978年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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