長距離自然歩道(読み)ちょうきょりしぜんほどう

共同通信ニュース用語解説 「長距離自然歩道」の解説

長距離自然歩道

1969年に当時の厚生省東京大阪をつなぐ歩道東海自然歩道」の構想発表環境庁(現環境省)に引き継がれ、74年に整備が完了した。その後九州自然歩道中国自然歩道などが続き、2019年に10本目の「東北太平洋岸自然歩道」(みちのく潮風トレイル)が完成した。体力技術に応じてコースを決められ、各地歴史文化に触れることができる。

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世界大百科事典(旧版)内の長距離自然歩道の言及

【自然歩道】より

…多くの人々が四季を通じて手軽に,楽しくかつ安全に国土のすぐれた風景地等を歩くことにより,沿線の豊かな自然,歴史,文化にふれ,国土を再認識し,あわせて国民の健全な心身を育成し,自然保護思想の高揚に資することを目的として整備されている歩道。しかし,国立公園のように自然公園法などの法律によって整備されているものではなく,環境庁の関係する〈長距離自然歩道〉と都道府県が独自に整備する自然歩道の2種がある。東海自然歩道,九州自然歩道,中国自然歩道などの長距離自然歩道は,起・終点やルート等を環境庁長官が決定し,その整備は関係都道府県が環境庁の補助を受けて実施する。…

※「長距離自然歩道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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