門前払(読み)もんぜんばらい

精選版 日本国語大辞典 「門前払」の意味・読み・例文・類語

もんぜん‐ばらい‥ばらひ【門前払】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代受取人のない敲(たたき)入墨受刑者奉行所門前から追い出すこと。〔禁令考‐別巻・棠蔭秘鑑・亨・一〇三(1841)〕
  3. 面会しないで、来訪者を追い返すこと。
    1. [初出の実例]「幾度来ても門前払ひを食はさるるので」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉続)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android