門前払(読み)もんぜんばらい

精選版 日本国語大辞典 「門前払」の意味・読み・例文・類語

もんぜん‐ばらい‥ばらひ【門前払】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代受取人のない敲(たたき)入墨受刑者奉行所門前から追い出すこと。〔禁令考‐別巻・棠蔭秘鑑・亨・一〇三(1841)〕
  3. 面会しないで、来訪者を追い返すこと。
    1. [初出の実例]「幾度来ても門前払ひを食はさるるので」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉続)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む