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門司城跡(読み)もじじようあと

日本歴史地名大系 「門司城跡」の解説

門司城跡
もじじようあと

[現在地名]門司区門司

現門司区門司の古城こじよう(一七五メートル)にあった城。山頂から眼下関門海峡を臨む交通の要衝。史料上では南北朝期より門司氏の城郭としてみえる。貞治四年(一三六五)四月日の門司親尚軍忠状(門司文書/南北朝遺文(九州編)四)に同三年七月に武家方の門司親尚が「門司城山」に要害を構え、宮方の軍勢と合戦し追返したとみえる。文明九年(一四七七)四月五日の大内政弘感状(門司文書/門司市史)に門司宗房の「門司在城粉骨之次第」を賞する旨がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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