共同通信ニュース用語解説 「門脇小」の解説
門脇小
海岸から約800メートルの宮城県石巻市門脇地区にあった市立小。東日本大震災では津波で浸水したほか、燃えた家屋などが津波で運ばれ、校舎が延焼した。当時の全校児童は約300人。教職員らと裏山に避難するなどして多くが無事だったが、既に帰宅していた児童ら7人が犠牲となった。2015年3月に閉校。校舎中央部を震災遺構として保存し、22年4月から一般公開された。津波火災の痕跡を残す全国で唯一の遺構として、多くの見学者が訪れている。
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