津波火災(読み)ツナミカサイ

デジタル大辞泉 「津波火災」の意味・読み・例文・類語

つなみ‐かさい〔‐クワサイ〕【津波火災】

津波による火災。港湾設備や漁船重油、家庭用のガス漏電などで引火し、津波で流された木造家屋などの瓦礫海上で炎上すること。平成23年(2011)の東日本大震災では、宮城県気仙沼市をはじめ、東北地方沿岸部の多くの町で発生した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android