精選版 日本国語大辞典 「閉塞湖」の意味・読み・例文・類語 へいそく‐こ【閉塞湖】 〘 名詞 〙 火山の噴火や山くずれ、または河川、氷河、風などの堆積作用によって水流がせき止められてできた湖。堰止湖。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「閉塞湖」の意味・わかりやすい解説 閉塞湖へいそくこ 流出河川をもたない湖。これに対して流出河川をもつ湖を開放湖と称する。水収支的にみて閉塞湖は二つの型に大別される。一つは蒸発流出型閉塞湖で、乾燥地域の内陸排水型の湖がこれにあたる。他方は地下水流出型閉塞湖で、火山地域の火口やマール、カルデラ起源の湖に多い。湖水面積に比べ湖流域が小さいのが特徴。また、地すべり、溶岩流、火砕流などで河川がせき止められ、一時的に閉塞湖となることもある。[中尾欣四郎][参照項目] | 湖沼 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例