開けゴマ(読み)ひらけゴマ

故事成語を知る辞典 「開けゴマ」の解説

開けゴマ

何かを開けるときの呪文。転じて、新しいものごとが始まるときの、期待に満ちた気持ちを表すことば。

[使用例] むかし、岩の前に立って、“開けゴマ”とさけぶと、岩が二つにわれて、その間から入口があらわれるという話があるが、今はそれと同じことをやって、スイッチを切りかえられるのだった[海野十三*大宇宙遠征隊|1941]

[由来] 「アラビアンナイト」の一篇とされる、「アリババと四〇人の盗賊」として知られる物語から。盗賊たちが盗んだ財宝を隠している洞窟は、ふだんは大きな岩で閉ざされていて、「開け、ゴマ」という呪文を唱えると開く、という設定。それを知ったアリババがその中に忍び込むところから、波瀾万丈の物語が展開します。

英語〕Open Sesame.

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