デジタル大辞泉 「開花ホルモン」の意味・読み・例文・類語 かいか‐ホルモン〔カイクワ‐〕【開花ホルモン】 植物の茎の先端に作用し、花芽形成を起こさせるホルモン。花成素。花成ホルモン。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「開花ホルモン」の意味・読み・例文・類語 かいか‐ホルモンカイクヮ‥【開花ホルモン】 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 植物の花芽の形成を促進させると推定される物質。葉で作られ、茎の生長点に移動して作用するとされるが、まだ抽出されていない。花成ホルモン。花成素。花芽形成ホルモン。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「開花ホルモン」の意味・わかりやすい解説 開花ホルモンかいかホルモンflowering hormone 日長条件の変化により花芽形成を誘導する植物ホルモンのこと。フロリゲンと命名され,日長条件の変化を認識した葉で合成されて花芽の形成部位に移動する。移動は生きている組織間でのみ可能である。しかし,その移動の速度まで計測されているにもかかわらず,いまだに化学構造は分かっていない。開花ホルモンは長日・短日植物両方の花芽形成を誘導しうることから,このホルモンは1種類と考えられてきたが,最近では疑問視されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by