デジタル大辞泉 「閑人」の意味・読み・例文・類語 かん‐じん【閑人】 暇のある人。俗用を離れ、ゆっくりした生活をしている人。ひまじん。「往来の木陰で―たちの盛んに弁じている声が」〈中島敦・弟子〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「閑人」の意味・読み・例文・類語 かん‐じん【閑人】 〘 名詞 〙 ひまのある人。現職を退いた人。俗用を離れて、風流なすまいをしている人。ひまじん。[初出の実例]「衙早尚書長劇務、告レ帰刺史暫閑人」(出典:菅家文草(900頃)三・三年歳暮、欲更帰州、〈略〉寄尚書平右丞)「正信は駿州に久しく閑人にして」(出典:本佐録(17C後)序)[その他の文献]〔蘇軾‐記承天寺夜遊文〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例