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閑閑(読み)カンカン

デジタル大辞泉 「閑閑」の意味・読み・例文・類語

かん‐かん【閑閑】

[ト・タル][文][形動タリ]もの静かに落ち着いているさま。「悠々閑閑と日を送る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「閑閑」の意味・読み・例文・類語

かん‐かん【閑閑】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 心しずかに落ち着いているさま。のんびりしているさま。
    1. [初出の実例]「西荘負郭倚、十畝閑閑孤艸亭」(出典:南郭先生文集‐四編(1758)二・西荘題門)
    2. [その他の文献]〔詩経‐魏風・十畝之間〕
  3. 車などがゆっくり動くさま。〔詩経大雅・皇矣〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「閑閑」の読み・字形・画数・意味

【閑閑】かんかん

大きくゆとりあるさま。〔荘子斉物論大知は閑閑たり、小知分別ずき)たり。大言は炎炎たり。小言(せんせん)(多言)たり。

字通「閑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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