間仕切(読み)まじきり

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

間仕切
まじきり

建物の内部空間を分割するための仕切りで、間仕切壁のように固定的なものと、折り畳み戸やアコーディオンカーテンなどのように可動的なものとがある。またスクリーンのように構造躯体(くたい)に連結しない家具的なものもある。固定的な間仕切は、普通、天井に連結材を取り付け、それに柱を立ててパネルを組み込んでいく。パネルには木製、スチール製、アルミ製などの種類がある。

 最近の住宅では間仕切と収納とを兼ねたものが使われるようになった。収納間仕切ユニットとよばれるものがそれである。これは従来の置き家具に比べて収容量が多く、見た目にもすっきりする。またあらかじめ一つの部屋を大きくつくり、その中を収納間仕切壁でくぎれば、住まい方の変化にあわせて、可変住空間として対応できるという便利さがある。そのため従来のたんすなどにかわって広く普及するようになった。集合住宅の住戸間の境壁なども間仕切壁の一種であるが、これはとくに界壁(かいへき)、戸境壁(こざかいかべ)などとよんで区別する。また内壁(うちかべ)とよぶこともある。

[小原二郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

ま‐じきり【間仕切】

〘名〙 部屋をしきること。室と室との間にしきりをつけること。また、そのもの。
※幼学読本(1887)〈西邨貞〉七「間じきりには障子、唐紙など有るが故に」

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